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2015.06.15

ハシゴ

キルト塾の放課後行きたいところがあるの
という友人の後に付いて行きました。

東京芸術大学大学美術館で開催中の
『ヘレン・シャルフベック』

150613_1511~01

病み上がりの少女が
芽吹いた枝を花瓶に差し見つめている絵は
大きな失恋から立ち直るときに描かれたり
晩年 静物画に腐りかけのリンゴを中心に据えた絵も
自分を投影して描かれたと言われています。

だからなのか見入ってしまいます。
壁と床しかない暗い部屋にある重そうなドアのすき間から
明るい光がわずかに漏れている絵は
一体どんな心情だったのかなぁ・・・とか。

自画像は写実的なものもあったけど
色の濃淡と線だけで描かれているものは
なんかこう迫ってくるような感じがました。

50代をすぎて19歳年下の彼が別の女性と婚約したと知り
大変な失意の中に描かれたという自画像は
両目を画材で引き裂くような跡があり
それは彼女の自傷行為だとも言われていて
その絵を手紙とともに彼へ送ったと知り驚きました。
激しいものを持った女性だったのかもしれないな〜と
思いました。

一枚好きな絵があって
それは木々の中に女性が本(聖書?)に目を落としているというもの。
女性にわずかにかかる木漏れ日が輝いているように見えて
それが本当に美しくて
木がこすれ合う音も聞こえてきそうで
その絵の前で深呼吸したくなりました。
気持ちがスーッとなるような
いつまでも見ていたい絵でした。


次に向かったのは
『山口小夜子展』
東京都現代美術館です。

150613_1702~01

切れ長の目
真っ白い肌
形の良い赤い唇
真っ黒いおかっぱ頭

ザ・日本人というお顔立ちは
本当に美しく妖艶で謎めいていて。

150613_1743~01

衣装作りもされていて多彩なお方だったんだなぁ〜。
そのためのノートに貼られた生地のとなりにペンで
「オカダヤ」と書かれているのを友人が発見。

「オカダヤだって」
「オカダヤで買ったんだ」

と小声で盛り上がりました。

ビールの空き缶で作ったアクセサリーや
鎖のネックレスなどにも興味津々。



最後は二人で駅の構内でビールを乾杯。
楽しかったです!
彼女のチョイスに外れナシ!

またくっついて行きます♪ ・・・うっとうしい!?





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